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<楽天>銀次待望の1号 起死回生逆転3ラン

5回東北楽天1死一、二塁、銀次が右越えに逆転の3ランを放つ(坂本秀明撮影)

 2季ぶりの本拠地での一発に、右手を力強く突き上げた。1−2の五回1死一、二塁、東北楽天の銀次が今季1号となる逆転3ラン。初球の甘いスライダーを「無心で」振り抜き、ロッテ先発二木を打ち砕いた。
 試合前の打率は2割4分1厘。3季連続3割超をマークする巧打者には物足りない。「チームにもファンにも迷惑をかけていた」。本人が一番感じていただけに「1本出ると全然気持ちが違う」。チームの元気印の口元が緩んだ。
 相手の警戒が強まり、今季は厳しい内角攻めも増えている。「負けず嫌いなのでそこを打とうとして、ボール球に手を出してしまう」。我慢してボールを長く見ようとすると、今度はタイミングが遅れがちになるという悪循環だった。捉えた当たりが好捕されることも続き「考え過ぎていた」。
 原点に立ち戻り、4打席とも積極的に最初のストライクを強く振ることを心掛けた。その結果、1点を勝ち越された直後の起死回生の一打が生まれた。
 「シーズンは長い。盛り上げていきたい。チームも自分自身も」。本来の力からすれば、まだ満足はできないだろうが、上昇気流に乗るきっかけはつかんだ。(佐藤理史)


2016年05月05日木曜日


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