山形のニュース

25年住めば差し上げます 町営住宅入居者募集

西川町が子育て世代の定住策として住宅を建てる町有地

 25年間住めば町営住宅を差し上げます−。人口減に悩む山形県西川町は、そんなユニークな作戦で子育て世代の移住促進策に乗りだした。入居者の希望に応じた間取り、外装で町が新築する賃貸住宅が、いずれは敷地ごとマイホームとなる仕組みだ。
 募集するのはともに40歳以下の夫婦。25年以上の定住に加え、世帯所得が月額10万円以上あることなどが条件で、基本的に町外からの移住者を念頭に置く。9月に副町長らで構成する選考委員会が審査し、5世帯の入居者を決める。
 住宅を建てるのは町役場そばの町有地。敷地は1区画約410〜460平方メートル。町指定の業者が入居者と相談しながら延べ床面積116平方メートル以下の木造2階住宅を設計する。2017年10月の完成を目指す。
 住宅建築費は約2000万円以内で、月7万円(敷金3カ月分)の家賃で25年間住めば自分の家となる。
 25年分の固定資産税や火災保険などがかからず、町の試算では、同様の新築住宅を買って25年住んだ場合より1150万円ほど安いという。
 町建設水道課は「自然豊かな土地で、子育てするには絶好の環境。高齢化の進む町に若い世代が1人でも多く移り住んでほしい」と呼び掛ける。
 申し込みは8月26日まで。連絡先は西川町建設水道課0237(74)4120。


関連ページ: 山形 政治・行政

2016年05月05日木曜日


先頭に戻る