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<山木屋太鼓>福島復興へ力強い響き

力強い演奏を披露する山木屋太鼓のメンバー

 東京電力福島第1原発事故で避難する福島県川俣町山木屋地区の住民らによる「山木屋太鼓」のチームが4日、米国公演が成功したことへの感謝の思いを込め、町内で無料コンサートを開いた。
 小学5年生から50代までのメンバー17人が「セイヤッ!」などの掛け声とともに力強いばちさばきで11曲を演奏。聴衆約900人から大きな拍手が送られた。
 チームは地区に伝わる和太鼓を後世に残すため、2001年に結成された。原発事故の影響で一時は活動を休んだが、復興に向けた自分たちの姿を海外に発信するため、今年3月に米国ミシガン州で公演した。
 渡航費はインターネットで資金を募る「クラウドファンディング」や町民からの寄付で工面したため、今回のコンサートを企画した。
 山木屋太鼓会長の遠藤元気さん(27)は「想像以上にお客さんが集まり、感謝の気持ちを伝えるつもりが逆にパワーをもらった」と話した。


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2016年05月05日木曜日


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