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<楽天>投打の歯車かみ合わず

7回、1死一、三塁のピンチで、マウンドの福山(右から2人目)のもとに集まる東北楽天ナイン

 2−2の七回だった。東北楽天の2番手福山が決勝点を奪われ敗戦。前日の青山、前々日の守護神松井裕に続き、3日連続で救援陣がつかまる後味の悪い黒星に、梨田監督は「競った試合ばかりしているが…」とため息交じりだった。
 福山は1死無走者から崩れた。前日に決勝の逆転2点打を放った中村晃に10球粘られ、11球目の直球を右翼線二塁打にされた。続く鶴岡、高田にも単打を浴び、計3連打。重い3点目を失った。
 チームの救援防御率は6日時点で12球団最悪の6.88。早くも今季4敗目を喫した福山は「何とか全員で、いい形で松井裕につなげるようにやっていきたい」と悪循環の脱却を誓った。
 一方でチーム打率はリーグ2位の2割6分3厘と、首位ソフトバンクより高い。この日も0−2から六、七回に1点ずつを返して一時追い付いたものの、直後に勝ち越しを許した。投打の歯車がかみ合わない状況に池山打撃コーチは「心配なのは負けると打てなくなってくること。今は忍耐が必要」と話す。
 独走態勢に入りつつあるソフトバンクに一矢報いるか、同一カード3連敗を喫するか。8日の試合で意地を見せ、浮上のきっかけをつかんで本拠地へ帰りたい。(浦響子)


2016年05月08日日曜日


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