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<bj仙台>秋田に大敗 ゴール下で粘れず

仙台−秋田 第4クオーター9分、仙台・ホワイトがゴール下で秋田の選手に反則を受ける

 7日、東地区2位の仙台は仙台市体育館で3位の秋田との第1戦に臨み、71−92で大敗した。
 仙台は、秋田の激しく体を寄せる守備に苦しめられ、リバウンド獲得数で21個の大差をつけられた。第3クオーターに菊池らの6連続得点などで追い上げたが、2連続で速攻を決められ、流れを引き寄せられなかった。
 富山市総合体育館で地区1位富山と対戦した5位岩手は61−70で敗れた。
 東北勢は8日も同じ会場で同じ相手との第2戦を戦う。
 仙台と岩手は第2戦と直後の最終決定戦(10分間)に連勝すれば、秋田は第2戦に勝てば14、15日に東京・有明コロシアムであるファイナルズ(地区決勝、リーグ優勝決定戦、3位決定戦)に進む。

 ▽東地区準決勝
 (1)仙台(秋田1勝)

秋田(3位) 92/27−20/71 仙台(2位)
         21−14
         22−18
         22−19
▽観衆2600人

 秋田のホームゲームかと思うような光景だった。2600人が詰め掛けた客席の半分近くが秋田のチームカラー、ピンクに染まった。熱い秋田ブースターの大声援にのまれるかのように、仙台は大敗を喫した。
 リバウンド数で秋田の59に対して仙台は38と、20以上もの差をつけられては、勝ち目はなかった。第1クオーターから、オフェンスリバウンドをもぎ取られた後にシュートを決められるなど、警戒していた秋田得意のパターンに引きずり込まれた。
 ディフェンスリバウンドでも圧倒された。守りのリズムをつかんだ秋田の前に、全クオーターで20得点以下。守備で勢いに乗せてしまい、攻撃でも62.8%という高確率で2点シュートを決められた。
 シャノンは「今の気持ちを言い表す言葉が見つからない。体を張ってリバウンドを取る形ができなかった」と、敗戦のショックを隠せない様子だった。
 もう一つの誤算はエースのホワイト。試合開始約5分で2ファウルを犯し、出場時間が限られてしまった。約9分間出場し8得点にとどまった前半、14点差をつけられて勢いを大きくそがれた。
 チームは崖っぷちに立たされた。ホワイトは「まだチャンスはある。気持ちはもう切り替えた」と自らを奮い立たせるように語った。(佐藤夏樹)

<片岡、秋田の田口を徹底マーク>
 仙台の片岡が、レギュラーシーズン1試合平均14.6得点の秋田・田口を10得点にとどめた。「平均より少なく抑えられたが、(次戦は)さらに体を寄せてストレスをためさせたい」と強調した。
 マークを振り切ろうと走る田口に必死に食らい付き、シュートを6本しか打たせなかった。6リバウンド、4アシストは記録されたが、日本代表候補に大量得点されるのは防いだ。
 それでもチームは惨敗。「経験の差がこの結果。落ち込んでいても仕方がない。自分たちも成長し、絶対に有明に行く」と、第2戦への覚悟をにじませた。

<大塚、12得点>
 秋田の大塚がチーム日本人選手最多の12点を挙げて勝利に貢献した。「仙台に先手を取られるときつい。最初からリードする展開に持ち込みたかった」と話した。
 第1クオーター、0−2から3点シュートを沈めたのを皮切りに、このクオーターだけで8得点。フォワードとして何とか秋田に流れを呼び込もうとするプレーが光った。
 第2戦も勝てば有明行きが決まる。秋田は昨季まで2年連続リーグ準優勝。大塚は「他のチームより、負ける悔しさを知っている。仙台はきょうよりアグレッシブにくると思うが、捨て身でそれをはねのけたい」と力を込めた。

<体を当てないと/仙台・河内修斗ヘッドコーチの話>
 20個以上も負けているリバウンド数は、有り得ない数字。もっと体を当てないといけない。第2戦ではメンタル、技術の全てを修正し、(秋田の)大きな壁を乗り越える。

<リバウンド勝因/秋田・長谷川誠ヘッドコーチの話>
 自分たちのディフェンスができ、リバウンドを取れたのが勝因。ただ、ターンオーバーは減らさないといけない。あすは気を引き締め、いいゲームをしたい。


2016年05月08日日曜日


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