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大正時代の教師館がカフェに変身

カフェに生まれ変わる旧制弘前高校外国人教師館

◎弘前大構内来月オープン 「成田専蔵珈琲」が出店

 弘前大(青森県弘前市文京町)の構内にある大正時代の洋風建築で、国登録有形文化財の「旧制弘前高校外国人教師館」に6月、「弘大カフェ 成田専蔵珈琲(コーヒー)店」がオープンする。弘前市内にある同時代の洋館「旧第八師団長官舎」に昨年、「スターバックスコーヒー弘前公園前店」が出店したのに続き、レトロな雰囲気の喫茶スペースが誕生する。

 教師館は1925年、外国人教師と家族の住居として同市富田3丁目に2棟建てられ、弘前大移管後も教職員宿舎として使われた。2004年に現在地に移築復元、同高を卒業した太宰治に関する資料を展示、公開していた。
 昨年4月、同じく国登録有形文化財の旧第八師団長官舎に喫茶店がオープンしたのを受け、弘前大が教師館でも同様の取り組みができないか模索。市内で「成田専蔵珈琲」として喫茶店や豆のばい煎販売を手掛ける弘前コーヒースクールの出店が決まった。同社は国登録有形文化財「藤田記念庭園」洋館の喫茶室にもコーヒーを提供している。
 教師館は改修し、6月19日にカフェをオープンする。館内と、太宰治の文学碑がある庭のオープンテラスを合わせて約50席を用意。特別メニューとしてリンゴを使ったスイーツなどを提供するほか、学割も検討している。
 同社の成田志穂常務(33)は「テークアウトも充実させるので、学内のさまざまな場所でくつろぎながら飲んでほしい」と話す。


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2016年05月08日日曜日


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