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<瀬戸内寂聴>命の限り 愛惜しみなく

参拝客に法話をする瀬戸内さん

 岩手県二戸市の天台寺で5日、名誉住職で作家の瀬戸内寂聴さん(93)の特別法話があり、雨の中、約2000人がユーモアあふれる寂聴節に聞き入った。
 15日で94歳になる瀬戸内さんは「何歳まで生きるか心配していたが、あっという間に90になった。長生きもほどほどがいい」と笑いを誘った。
 1時間の予定だった法話は雨が強まり、30分に短縮された。瀬戸内さんは「生きることは愛すること。何にでも惜しみなく、別れの瞬間まで愛を注いで。死んでも皆さんを忘れません」と締めくくった。
 10年ぶりに法話を聞いた盛岡市の自営業佐藤吉和さん(41)は「10年前と変わらず、張りのある元気な声だった。自分も家族を愛していきたい」と話した。
 法話は瀬戸内さんが天台寺の住職に就任した1987年に始まった。


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2016年05月08日日曜日


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