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<仙台ハーフ>渡辺大さん「元気もらった」

レース前、互いの健闘を誓い合う(左から)片岡市長、渡辺さん、塩沼さん。右端は仙台市の伊藤敬幹副市長=仙台市宮城野区の市陸上競技場

 仙台市で8日開かれた第26回仙台国際ハーフマラソン大会では、東日本大震災からの復興を願い俳優の渡辺大さん(31)ら著名人も姿を見せ、懸命の走りを披露した。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(44)は5年連続でゲストランナーを務め、参加者を笑顔で支えた。
 「歩くことは健康だけでなく、精神に大きな効果がある。マラソンはその進化形」。そう話したのは荒行「大峯千日回峰行」を達成した慈眼寺(太白区)の住職塩沼亮潤さん(48)。
 昨年に続きハーフ一般の部男子に出場。「声援は自分の励みになり、ランナーの姿は市民に感動を与えられる。元気のない人に元気になってもらいたい」との思いで参加した。
 塩沼さんに誘われ、一緒に初出場したのが俳優の渡辺さん。父親はNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」で伊達政宗役を務めた謙さん(56)で、自身も昨年、宮城を舞台にしたドラマに出演した。
 ハーフは初体験。後半の折り返し地点から苦しくなったが、沿道の声援に支えられ完走した。「人々の明るい表情に復興を感じ、元気をもらった。今後も撮影やイベントで東北を盛り上げたい」と笑顔を見せた。
 仙台市と2013年にマラソン大会を通じた相互連携協定を締結した岡山県総社市の片岡聡一市長(56)はハーフに4年連続出場。暑さできつかったが、「沿道の声援が背中を押してくれた」と自己ベストで完走した。
 「震災から5年がたち、風化が進んでいる。走り続けることで東北を忘れていないというメッセージを伝えていきたい」と、来年も参加する決意を語った。


2016年05月09日月曜日


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