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重量挙げ日本一へ 競技わずか半年・渡部選手

インカレに向け、練習に打ち込む渡部選手

 仙台大(宮城県柴田町)のウエートリフティング部に所属する2年渡部詩乃選手(19)が競技関係者から注目を集めている。重量挙げを始めてわずか半年の昨年10月に全日本学生新人選手権で優勝。現在は今年12月の全日本大学選手権(インカレ)の上位入賞を目指し、練習に励む。
 渡部選手は鶴岡北高(鶴岡市)卒。高校では陸上部で円盤投げに打ち込んだ。当時のコーチから「脚力と瞬発力はむしろ重量挙げ向きだ」と勧めを受け、大学から競技を転向した。
 「練習した分だけ記録が伸びる」と重量挙げにのめり込み、1日3時間近くのトレーニングを繰り返した。
 埼玉県であった全日本学生新人選手権では53キロ級に出場し、スナッチ50キロ、ジャーク64キロの好成績を収めた。渡部選手は「優勝したのは強い選手が欠場する運の良さもあった」と結果を謙虚に受け止める。
 インカレでは3位以内に入り、表彰台に立つのが目標。スナッチ60キロ、ジャーク80キロを目指す。「本番でしっかり力を出せるようフォームを固めたい」と力を込める。
 壱岐優監督(26)は「競技を始めて半年での優勝はなかなかできない。優れた脚力と課題を修正する力のたまものだ」と素質を評価。その上で「競技を10年続けるとすればまだまだ準備段階。しっかり基礎を固め、将来は日本一になってほしい」と期待する。


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2016年05月09日月曜日


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