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<災害公営住宅>民間賃貸34戸の入居者募集

 宮城県石巻市は10日、東日本大震災の被災者向け災害公営住宅として借り上げた民間賃貸住宅34戸の入居者募集を始める。市は100戸の提供を目標に準備を進めてきたが、住宅供給が逼迫(ひっぱく)する被災地事情を反映して思うように集まらなかった。
 募集するのは市内の築4〜23年のアパートとマンションで、地域の内訳は蛇田1戸、釜・大街道17戸、JR石巻駅周辺16戸。1〜3人世帯の入居を想定し、間取りは2DKや3DKなどを用意した。
 申し込みは31日まで。市役所の事前登録相談窓口で受け付ける。希望が重なった場合は抽選となる。7〜8月の入居を見込む。
 民間賃貸住宅を災害公営住宅に活用するのは石巻市が初めてとみられる。住宅整備に時間がかかっている市街地で早期に入居可能な住宅を確保するのが狙い。
 昨年12月に物件所有者向けの説明会を開き、2月に空き物件を募集。問い合わせは80戸以上あったが、間取りや地域などが合わず多くが対象から外れた。
 今後、市は計画の100戸に達しなかった分について再募集するか、別の方法で整備するか検討する。


2016年05月10日火曜日


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