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<楽天リポート>選手の言葉引き出す

菅野愛郁(かんの・めい)仙台市出身。宮城・富谷高卒。同校野球部のマネジャーとして1年夏、3年夏の宮城大会4強進出を支えた。10年から雑誌記者や、東北放送ラジオ「あっつあつ☆らじお」(毎週土曜午後)パーソナリティーとして、東北楽天の取材をしている。趣味はスポーツ観戦、ダンス。27歳。

 4月に、プロ野球東北楽天の試合中継のベンチリポーターとしてデビューしました。選手が試合のために取り組んできたことや、首脳陣の思い、時には裏方さんの話もリポートしていきます。このコラムでは、そんなチームの裏側をお伝えしたいと思っています。
 試合後は、ヒーローインタビューでインタビュアーも担当しています。中継を見ている方に伝えるのはもちろんですが、球場に来てくださったファンの皆さんと一緒に盛り上げ、思い出に残るものにしたい。そのために選手の言葉をどう引き出したらいいか、選手のキャラクターなども考えながらインタビューをしようと思っています。
 昨シーズン、印象に残っているヒーローインタビューがあります。けがを乗り越え、716日ぶりに勝ち星をつかみ、お立ち台に立った釜田佳直投手です。ファンへのメッセージを問われると、「ただいま!」。晴れやかな表情と力強い言葉で復活を宣言してくれました。
 後日、釜田投手に聞きました。「お立ち台では、どんなことを話そうか考えていたんですか?」
 釜田投手は「いやぁ〜、あの場に立ってファンの皆さんの顔を見たら自然と出てきたんです。ここにまた帰って来られて良かった。本当にそう思ったんです」と答えてくれました。
 素直な気持ちが通じたのか、スタンドからは拍手と大歓声が起きました。「おかえり!」の気持ちが込められていたようでした。
 ファンの皆さんと選手が一体となれる、あの時間が私は大好きです。皆さん、ぜひ今シーズンも試合後のヒーローインタビューまで楽しんでくださいね。
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 東北楽天のテレビ中継でベンチ情報を伝える球団のオフィシャルリポーターなどとしてチームを見守る菅野愛郁さんが担当する。


2016年05月10日火曜日


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