岩手のニュース

結婚の式場選びや余興…学生におまかせ、好評

新婦相手に当日のヘアメークを練習する学生たち

 盛岡市の専門学校「盛岡カレッジオブビジネス」の学生による結婚式プロデュース事業「トゥルーマリッジプロジェクト」が好評だ。調理と着付けを除き、式場選びから当日の余興まで、新郎新婦の要望を若い感性で実現する。取り組みは6年目に入り、希望するカップルも増えている。学生たちは「これまでにないユニークな式をつくる」と意気込む。
 ホテルビジネス科とブライダルビジネス科の計約50人が運営する。2010年に授業の一環で始まり、毎年平均5組の式を手掛けてきた。今年も夏までに2組の挙式が決まっている。
 人気の秘密は式場選びの選択肢が多いことだ。ウエディングプランナーは自分が契約する式場しか薦められないが、学生たちは新郎新婦の希望に合わせて自由に提案できる。
 昨年6月には「花巻をPRしたい」と望む岩手県花巻市職員の新郎新婦の式場に、同市の宮沢賢治童話村を選んだ。披露宴会場として200人収容の巨大テントを設営。テント内に星をかたどった紙細工を配し、賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の世界観を再現した。
 余興の企画も多彩だ。祭りが好きなカップルが7月に挙げる式では、披露宴までの空き時間に式場中庭で縁日を催す。「子ども連れの友人が多いので、家族で楽しめる式にしたい」という新婦の要望に応えた。
 この式でリーダーを務めるブライダルビジネス科2年の晴山星香さん(19)=岩手県矢巾町=は「通常の結婚式は分野ごとに複数の業者が関わる。私たちは同じ学校の仲間で運営するのでコンセプトを明確にできる。全員が笑顔になる式にしたい」と張り切る。
 同校は9月まで、式を希望する新郎新婦を募集している。連絡先は盛岡カレッジオブビジネス019(651)5001。


関連ページ: 岩手 社会

2016年05月10日火曜日


先頭に戻る