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かさ上げ地にぎわい創出 共同事業展開へ

 東日本大震災で壊滅し、かさ上げした岩手県陸前高田市中心市街地に出店を目指す事業者が「陸前高田まちなか未来プロジェクトグループ」を設立した。新たなまちのにぎわい創出に向け、共同事業を展開する。
 80の事業者が参加し、うち60が国のグループ化補助金の活用を希望する。グループは新市街地で、顧客開拓のため店舗が講座を開く「まちゼミ」、清掃活動などに取り組む。
 4月末の発足会には約40人が参加。代表に就いた婦人服販売会社社長の小笠原修さん(54)は「震災で亡くなった人も多い中、決して少なくない数。これをスタートにみんなでまちづくりを考えたい」と話した。
 店舗再建の方向性を決めきれていない事業者もいる。出席者の一人は「新市街地でなければ商売できないわけではない。自己負担額によっては今の仮設店舗の継続利用などの検討もあり得る」と打ち明けた。
 かさ上げした新市街地では今夏、大型商業施設が着工し、秋には個店の着工も可能となる。市によると、新中心市街地には、約110事業者が出店の意向を示している。


2016年05月10日火曜日


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