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輸出額震災前上回る 東北・15年

 横浜税関がまとめた貿易概況によると、東北の2015年の輸出額は前年比3.4%増の6561億円で、4年連続で増加した。東日本大震災で落ち込んだ製造業が伸びるなど、震災前の10年(6484億円)を初めて上回った。輸入額は原油価格の下落から4年ぶりに減少。過去最高だった前年を2割下回った。
 過去10年間でみると、輸出額はリーマン・ショック前の06〜08年(7000億〜8000億円台)に次ぐ水準だった。品目別では、複写機など事務用機器が前年比15.6%増の922億円で、米国やインドネシア向けが増えた。タイヤなどゴム製品719億円、鉄鋼691億円が続いた。
 輸入額は19.0%減の1兆5176億円。原油・粗油は55.6%減の2440億円で4年ぶりに減少した。クウェートやアラブ首長国連邦からの輸入が減り、数量も23.5%減った。品目別では金属鉱・くずが2592億円、石炭が2367億円だった。
 県別の輸出額は宮城が3185億円で最多。青森の1353億円、福島の682億円が続いた。宮城は原油・粗油の輸入減の影響でガソリンなど石油製品の輸出額も34.7%減となり、4年ぶりの減額となった。


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2016年05月11日水曜日


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