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<メガホン>二つの被災地の思い背負う

記者会見する男子サッカーU―23日本代表の手倉森監督=6日、東京都文京区

 リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子のU―23(23歳以下)日本代表の手倉森監督(青森県五戸町出身)が、二つの被災地の思いを背負って戦う覚悟を示した。
 4月に発生した熊本地震の復興支援を目的に、11日に佐賀県で開催されるガーナとの親善試合。メンバーを発表した6日の記者会見で「苦しい局面もしっかりしのぎ、勝利を目指す姿勢を示したい」と誓った。
 J1仙台の監督だった時に東日本大震災を経験し「スポーツの力で明るいニュースを届けられることを震災後のベガルタでものすごく実感した」。
 「被災地の希望の光になる」を合言葉に11年に4位、12年に2位と仙台は躍進。「チームは思いもしない力を発揮できる」。地方クラブでの快進撃を監督として経験したからこそ、日本を率いる現在、自信を持って選手に伝えられる。
 震災があった年、女子のなでしこジャパンは世界一になった。「次はわれわれの番だな、という覚悟を持たせて、ジャパンを奮い立たせたい」
(剣持雄治)


2016年05月11日水曜日


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