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<バスケ>18歳八村 NBA目指す

将来のNBA入りを目指し、米国に留学する見通しの八村

◎日本代表候補米強豪ゴンザガ大へ

 3月に宮城・明成高を卒業し、米国の大学進学を表明していたバスケットボール日本代表候補の八村塁(18)が11日、東京都内で記者会見し、語学研修のために今週末に渡米することを明らかにした。
 高校の成績と大学進学適性試験の成績が全米大学体育協会(NCAA)の基準を満たしたため、今月から米国で語学研修を受ける。順調にいけば、9月に希望しているNCAA1部のゴンザガ大(ワシントン州スポケーン)への入学が決まる。NBAでのプレーを目指す八村は「夢から目標になってきた。1年目から試合に出たい」と抱負を語った。
 ベナン出身の父、日本人の母を持ち身長201センチの八村は富山市出身。明成高では全国高校選抜優勝大会で3連覇を達成。2014年の17歳以下世界選手権では日本代表の中心選手として活躍し、得点王に輝いた。

<努力積み重ねて/明成高男子バスケットボール部時代の恩師・佐藤久夫コーチの話> バスケットボールだけではなく、学習面の努力も素晴らしい。ゴンザガ大に入学できたら、激しい競争の下、明成高で見せた以上の努力を積み重ね、自分を育ててほしい。

◎一問一答/日本引っ張れる存在に

 強豪ゴンザガ大への進学のため渡米する八村が現在の心境や今後の目標を語った。
 −米国への留学が迫った。
 「NBA選手になる自分の目標に向け頑張りたい。バスケを始めた頃は夢だったが、今は目標になった」
 −自身の強みは。
 「機動力。(体の)大きさに加えて走れる。外からのシュートも通じる」
 −どのくらい勉強したか。
 「明成高で一日7、8時間。この2カ月間は英語とバスケ漬け。勉強の後、部活に参加させてもらい、ストレス発散になった」
 −米国での生活の楽しみと不安は。
 「食事が楽しみ。肉がいっぱい食べられる。不安なことはあまり考えていない」
 −仙台で過ごした3年間はどうだったか。佐藤久夫コーチからの激励は。
 「宮城では体育館、学校、寮を往復する生活。ずっとバスケをやってきた場所なので思いは深い。久夫先生には『これから頑張ります』と伝えたら、『そんなの当たり前なんだ』と返された。もっと頑張ろうと思った」
 −現在は代表候補選手。五輪への思いは。
 「今後の代表の活動は、JBA(日本バスケットボール協会)と大学と僕で話し合うことになる。出たいとは思っている。20年の東京五輪は出たい。それまでに日本のバスケを引っ張れる存在になりたい」


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2016年05月12日木曜日


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