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<由利高原鉄道>子どもや花と かれんに快走

池田さんの作品があしらわれた由利高原鉄道の車両

 秋田県由利本荘市の由利高原鉄道で、にかほ市出身の木版画家故池田修三さん(1922〜2004年)の作品をあしらった車両と切符が人気を集めている。4月下旬に始めた取り組みで、沿線住民やファンから問い合わせが増えている。
 列車は1両で、車体の両側面で意匠が異なる。青を基調とした側には小鳥と戯れる子どもを描いた「カナリヤ」(1994年)など、赤を基調とした側にはバラの花と少女を鮮やかに表現した「あかいばら」(81年)などをラッピングした。作品を印刷した看板も前後に取り付けられている。
 切符は羽後本荘発矢島行きと折り返しの片道2種類(各600円)で、各1000枚限定。羽後本荘発は「一月」(82年)、矢島発は「冬彦」(98年)を背景にした。
 池田さんは少女や子ども、草花を表情豊かに描いた多色刷りの木版画で知られ、その作品は最近、再評価されている。
 同社の金野広志さん(43)は「池田さんのファンにも由利高原鉄道に関心を持ってもらい、隣のにかほ市とともに地域を盛り上げたい」と話す。
 ラッピング列車の時刻は日替わりで、同社ホームページで公表している。連絡先は同社0184(56)2736。


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2016年05月12日木曜日


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