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<京セラ>福島棚倉工場の操業中止へ

6月末で操業を中止する京セラ福島棚倉工場

 京セラが携帯電話機などを製造する福島棚倉工場(福島県棚倉町)の操業を6月末で中止することが11日、分かった。北海道北見工場(北海道北見市)に生産機能を集約し、社員約300人は同工場などに配置転換する。棚倉工場を維持するかどうかは検討中。
 棚倉工場は1982年に稼働し、スマートフォンや「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話機を生産する。同社によると、工場の主力だったPHSの市場規模が縮小。携帯の一部端末の海外販売も伸び悩み、通信機器関連事業は2期連続の赤字となっている。
 京セラは9日、棚倉工場の社員に生産中止方針などを説明した。生産効率化では、大阪府大東市にある事業所の通信機器開発部門を横浜市の事業所に移すことも検討している。
 棚倉工場のパートなどを含む従業員の6、7割は近隣自治体を含む地元からの雇用。
 湯座一平棚倉町長は「東日本大震災と原発事故から5年が過ぎ、やっと復興に向かい始めた時期。町として大変な痛手となるだろう。別の部門での事業継続をお願いしたい」と話した。


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2016年05月12日木曜日


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