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荒砥沢ダム復旧工事 旅館側の賠償請求棄却

 岩手・宮城内陸地震(2008年)の復旧工事の影響で養殖魚が大量死したなどとして、栗原市の温泉旅館「さくらの湯」の経営会社が国や県、市などに計約1億8100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は11日、同社の請求を棄却した。
 高取真理子裁判長は「復旧工事が養殖魚に与える影響について、原告から科学的なデータに基づく説明がなかった」と指摘した。
 判決によると、同市栗駒の荒砥沢ダム上流部の復旧工事に伴い、ダンプの往来が増え、粉じんや泥などが発生。ダム近くの沢水を使って養殖していたチョウザメとイワナが大量死したが、因果関係は認められないとした。
 原告側は、大型車両の走行に伴う粉じんの発生や融雪剤の散布により沢水が汚染され、養殖魚が大量死したほか、渋滞などで温泉の来客が減り損害を被ったと訴えていた。


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2016年05月12日木曜日


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