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<熊本地震>精神ケア大事 岩手県立大など報告

 熊本地震の被災地で被災者支援に携わった岩手県立大(滝沢市)と東日本大震災の復興支援団体「SAVE IWATE」(盛岡市)が11日、それぞれ報告会を開いた。
 同大社会福祉学部4年の小笠原果美さん(21)は、熊本県南阿蘇村の被災住民宅を訪問。「被災者はストレスを抱えている。傾聴ボランティアなど精神面ケアの支援も発災直後から大事だ」と語った。
 熊本市で救援物資配布などを手伝った総合政策学部3年の川原直也さん(20)は「物資が全員に届いていない。車中泊の人は避難所へ受け取りに行きづらそうだった」と振り返った。
 SAVEはメンバー5人が一般から募った支援物資をトラックに積み、熊本市などの避難所4カ所を回った。物資を配布したほか、冷麺などの炊き出しに取り組んだ。
 寺井良夫理事長は「実際に見て初めて、被害状況が理解できた。被災者によって状況は大きく異なるようだった」と報告した。
 出席者からは「震災では被災者同士の交流に支えられた。熊本にもそうした場所が必要だ」「自営業者が気掛かり。何か支援できないか」といった意見が出た。


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2016年05月13日金曜日


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