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<ナカノアパレル>山形に本社移転

 繊維製品製造販売のナカノアパレルが、本社を東京都中央区から南陽市の山形工場に移転した。将来、同工場を増設し、従業員を現在の110人から200人に増やす計画。「メイドイン山形」を前面に打ち出したブランド展開を目指す。
 同社は、国内外の有名ブランドを多数抱えるオンワード樫山の女性用衣料を受託生産している。製造拠点は南陽と中国・無錫(ムシャク)の2工場で、12日に本社登記を山形工場に移した。
 4月に山形工場隣接地に用地(約2800平方メートル)を取得済みで、今後2、3年をめどに新工場を建設する。全体の35%を占める山形工場の生産量を5割に上げる計画。自社ブランドの衣料品製造にも本格的に乗りだす。
 増員する従業員は地元から採用する方針。研修所を新設し、若手クリエイターの養成にも取り組む。
 中野憲司社長は13日、山形県庁で吉村美栄子知事に本社移転を報告。「東京ではなく、山形で作っていることに海外の取引先は興味を示す。メイドイン山形のきめ細かいものづくりで海外展開を図りたい」と説明した。
 同社は奈良県生駒市で1988年設立。2006年に本社を東京に移していた。2015年9月期の売上高は36億円。営業部門は当面、東京に残す。


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2016年05月14日土曜日


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