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政宗「自筆」梅ニ雀 今秋初公開

初の一般公開が決まった「梅ニ雀」

 仙台藩祖伊達政宗が描いたとされる絵「梅ニ雀」が東京都内の美術館で9月に初めて公開されることが13日、分かった。絵は昨年10月、塩釜市の旧家に保存されていることが明らかになったが、一般公開の機会はなかった。
 絵は、東京・日本橋の三井記念美術館で9月10日〜11月13日に開かれる特別展「松島 瑞巌寺と伊達政宗」で展示される。
 特別展は、東日本大震災からの復興を祈念し、瑞巌寺(宮城県松島町)や同寺を建立した政宗にまつわる歴史や文化を紹介する内容。美術館が絵の所有者に出展を依頼し、同意を得た。
 美術館の清水実学芸部長は「絵は新発見と言え、多様な文芸に通じていた政宗の文化的側面を伝える1例だ」と語る。
 「梅ニ雀」は縦81.4センチ、横36.6センチ。掛け軸に仕立てられ、梅の枝にスズメ2羽が止まる様子が描かれている。添えられた短冊が、政宗自らが梅とスズメを描いて側近の藩士馬場出雲親成(ちかなり)に授けたと伝える。学術的に政宗自筆と認められた絵は現存しないが、専門家は「伝来の経緯が確かで自筆絵だ」と指摘している。


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2016年05月14日土曜日


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