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<楽天>救援陣リード守れず

10回、サヨナラ打を浴び、肩を落としベンチに引き揚げる東北楽天・松井裕

 東北楽天は今季最多の18安打で12点を奪った打線に、投手陣が応えられなかった。試合時間は今季最長の4時間57分。激しい点の取り合いとなったゲームを落とし、もどかしさだけが残る痛い敗戦となった。

 延長十回、2イニング目の松井裕がベテラン井口に屈した。先頭打者への四球が引き金になり、安打や犠打で招いた2死二、三塁のピンチ。143キロの速球を捉えられ、ゴロでしぶとく三遊間を抜けるサヨナラ打を許した。「勝負どころで球が甘くなった。井口さんとの技術の差を感じた」
 打線は小刻みに得点を重ね、2度勝ち越す粘りを見せた。だが、12−9と3点リードの六回に5番手福山が3短長打などで同点とされて以降は攻めあぐねた。
 七回1死一、二塁。ウィーラーが中方向に痛烈な打球を放つも、二塁上に守備位置を取っていたナバーロ二塁手によって併殺に。八回2死二、三塁は嶋がファウルで6球粘ったが、空振り三振に仕留められた。
 12点を挙げながらの敗戦は球団史上初めて。「主導権は握っていただけに、取らないといけない試合だった」。救援陣が踏ん張れず、今季の戦いを象徴する敗戦に梨田監督はため息をついた。(佐々木智也)


2016年05月15日日曜日


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