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<仙六野球>仙台大の松本100安打

仙台大−学院大 タイブレーク延長10回表仙台大1死満塁、松本が右前にリーグ通算100安打となる2点打を放つ

 第6節第1日は14日、仙台市の東北福祉大球場で仙台大−東北学院大、東北大−東北工大の各1回戦が行われ、仙台大と工大が先勝した。
 2位の仙台大は1死満塁で攻撃を始めるタイブレークの延長十回、松本の2点打などで4点を奪い、勝ち点3で並び勝率差で3位の学院大を4−2で破った。松本はこの安打で史上4人目のリーグ通算100安打を達成。工大は東北大を3−0で下して今季初勝利を挙げ、主戦菊地和が6安打完封した。
 第6節第2日の15日は同球場で工大−東北大、学院大−仙台大の各2回戦がある。

◎仙台大が接戦制す

 仙台大−学院大1回戦(仙台大1勝)
仙台大0000000004=4
学院大0000000002=2
(タイブレーク十回)
(勝)稲毛田3試合1勝
(敗)鈴木遼7試合4勝2敗

 【評】仙台大が接戦を制した。タイブレーク延長十回、1死満塁から松本の右前打と悪送球で3得点。さらに犠飛で4点目を挙げ、学院大の反撃を2点に抑えた。学院大は11残塁と打線のつながりを欠いた。

◎大台到達よりもチーム貢献喜ぶ/松本

 仙台大・松本の100安打目は均衡を破る貴重な一打だった。0−0で迎えたタイブレークの延長十回1死満塁から先頭で2点打。この回に計4点を挙げる攻撃の口火を切り「試合に勝てたことが一番」と、大台到達よりチームに貢献できたことを喜んだ。
 九回まで4打数無安打。鈴木遼の沈む変化球を打ちあぐねたが、十回は「甘い球は絶対来る」と焦らずに待った。狙い通り、外寄りのスライダーを引っ張って右前に運び、勝負どころの集中力が光った。
 1年春から主力で安打と経験を積み重ねた自負がある。「同じ球種で続けて三振しない修正力が付いた」と自己分析。森本監督も「どんな状況にも動じず、普段通りの力が出せる」と信頼し、タイブレークでは数多く先頭打者を任せる。
 次の目標はリーグ通算最多114安打の更新。「チームのためにも一本ずつ積み上げていきたい」。さらなる高みに挑み、悲願の王座奪還を支える覚悟だ。
(原口靖志)

<鈴木遼の力投報われず>
 学院大の鈴木遼は149球の力投も報われなかった。十回は松本に先制の2点打を許し、「(3ボール1ストライクと)ストライクで勝負するしかないカウントにしてしまい、ボール1個分高めに入った」と悔やんだ。
 前節の福祉大戦で失点し「課題だった」一回を三者凡退に抑え、奪三振7、被安打5と好投した。それでも「チームが勝たないとエースとは言えない」と反省。「(1勝1敗に持ち込み)3戦目は勝ちたい」と巻き返しを誓った。

◎工大投打かみ合う

 東北大−工大1回戦(工大1勝)
東北大000000000=0
工 大11001000×=3
(勝)菊地和5試合1勝4敗
(敗)橋口6試合2勝2敗

 【評】工大の投打がかみ合った。菊地和は丁寧に低めを突き、8奪三振で完封。打線は5安打ながら1−0の二回に吉田の二塁打で1点を加えるなど、効果的に得点した。東北大は橋口が序盤に制球力を欠いた。

 工大・吉田(二回の左翼線への適時二塁打など2安打)「今季はこれまで無安打だったので、やっと打てて安心した。(コーチらに)守備に専念していいと言ってもらい、開き直ることができた」


2016年05月15日日曜日


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