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<ベガルタ>決め切れず薄れる自信

仙台―大宮 大宮に敗れ肩を落とす仙台イレブン(山本武志撮影)

 「5月は攻勢をかけようと選手たちに話していた。非常に悔しい」。仙台の渡辺監督は声を落とした。前々節は強豪川崎と最少失点で引き分け、前節は福岡を退けて8試合ぶりの白星とチームは上り調子。今季J2から上がった大宮は、勢いを本物にする絶好の相手だったが、逆につかみかけた自信が薄れる結末となった。
 後半17分。大宮の攻撃で中央から右サイドに大きく展開されたボールはフリーの奥井へ。ゴール前の家長にクロスを直接右足で蹴り込まれた。
 好機は仙台の方が多かった。前線の選手が素早い駆け出しで相手を誘い、野沢が絶妙なパスを出した場面もあった。後半は前半以上にシュートを放った。合計シュート数は大宮の8に対し10。しかし、いずれも決定機を生かせず、ハモンロペスは「全員で動いたが、決め切れなかった」と嘆いた。
 「あと一歩の差が結果に出てしまった」と富田は悔やむ。招いた危機はわずかだった。「(少ないピンチも)得点になってしまうのがサッカー。一試合一試合の重みを感じながら、もっと結果にこだわらないといけない」と自戒を込めた。
 最下位まで5チームが勝ち点3差でひしめく。苦手な夏を迎える前に、確かな自信を早くつかみたい。(狭間優作)


2016年05月15日日曜日


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