岩手のニュース

「学ぶ防災」参加者10万人達成

津波の映像を見てガイドの説明を受ける生徒たち

 岩手県宮古市田老の震災遺構「たろう観光ホテル」などの見学を通し、東日本大震災の教訓を伝える宮古観光文化交流協会の語り部ツアー「学ぶ防災」の参加者が14日、10万人を超えた。

 学ぶ防災は2012年4月に開始。観光ホテルや防潮堤の見学、津波映像の観照を通して津波の恐ろしさを伝えてきた。13年には観光ホテルが全国で初めて国費保存を認められた震災遺構となり、保存工事を終えた今年4月から内部が公開されている。
 修学旅行で訪れた四條畷(なわて)学園中(大阪府)の3年生138人が10万人目の参加者となり、代表の生徒が交流協会の沢田克司会長から証明書を受け取った。
 生徒代表の浜田和生(かずき)さん(14)は「被災した防潮堤やホテルを実際に見て、改めて被害の大きさを実感した。自分たちの住む場所に津波が来たらどう避難するか考えたい」と話した。
 沢田会長は「予想より早い10万人到達で驚いている。多くの訪問を宮古の復興につなげたい」と話した。


2016年05月15日日曜日


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