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「後三年合戦」漫画で発信 新判明の史実も

「漫画 後三年合戦物語」の作画を担当した胡原さん

 北東北を支配していた豪族清原氏を源義家らが滅ぼした後三年合戦(1083〜87年)を描いた「漫画 後三年合戦物語」が25日、戦乱の舞台となった秋田県横手市に事務所を構える出版社オアシスから刊行される。

 作画を担当したのは同市出身の漫画家胡原(こはら)おみさん(27)=埼玉県草加市=。オアシス社の依頼を受け、昨年9月から約半年をかけて仕上げた。
 23年前に出版された「劇画 後三年役物語」を基に、この作品の原作者高橋純横手市教委学校教育課長の協力も得て制作。最新の発掘調査で判明した史実も盛り込んだ。
 後三年合戦は、平安時代に現在の横手市と秋田県美郷町で起きた東北地方最大の戦乱とされる。世界文化遺産となった平泉文化の誕生につながり、歴史的に重要な意味を持つ。
 胡原さんは「制作をきっかけに、地元で壮絶な戦いがあったことを学んだ。漫画を読んでもらうことで、後三年合戦だけでなく日本史にも興味を持ってほしい」と話している。
 胡原さんは横手清陵学院高を卒業後、日本デザイナー芸術学院仙台校で漫画を学び、2013年にデビューした。
 B6判、175ページで1080円。連絡先はオアシス0182(33)6050。


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2016年05月15日日曜日


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