宮城のニュース

審判技術向上へ 宮城県内アマ野球界連携

仙台六大学春季リーグでジャッジする審判員。県内の各団体が枠を超えて参加する連携組織で技術の向上を図る=仙台市青葉区の東北福祉大球場

 宮城県内の各世代のアマチュア野球団体は29日、各団体で活動する審判員の連携組織を設立する。これまで団体ごとに実施してきた審判講習会に自由に参加できるようにするほか、合同の勉強会も開催。団体の枠を超えて審判技術のレベル向上を図る。

 連携組織は「県野球審判技術向上連絡協議会」(仮称)。社会人野球の県野球協会、仙台六大学野球連盟、軟式の県野球連盟の各代表が発起人となり、高校野球やリトルリーグ、還暦軟式など県野球団体協議会加盟の14団体に参加を呼び掛けている。
 構想では、春先に各団体が開く審判講習会の日程を連携組織内で公開して団体の枠を超えた参加を促すほか、シーズン後の秋に合同勉強会を開き、試合で実際にあったプレーと判定の情報を共有する。将来的には、審判員の団体間の相互派遣も視野に入れる。
 県野球協会によると、県内の審判員は1000人前後。多くは仕事を抱えている上、平均年齢が60歳前後と高齢化も進んでいることから、大会での人員確保が年々難しくなっているという。連携組織の事務局を担当する同協会審判部の井上政喜部長は「審判の技術レベルを高く統一することが宮城の野球を強くする。審判員が互いに高め合い、情報交換を図る場にしたい。若者が審判に興味を持つきっかけにもなればいい」と意図を語る。
 県野球団体協議会の菅本昭夫事務局長も「幅広い団体で活動を望む審判員は多い。裾野が広がれば大会運営もスムーズになる」と期待を寄せる。


関連ページ: 宮城 スポーツ

2016年05月16日月曜日


先頭に戻る