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「西行桜」復活へ 岩手・平泉町民ら植樹会

桜を植樹する児童ら

 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録5周年を前に、西行法師が絶賛した桜情景の復活を目指し、岩手県平泉町の束稲山の中腹にある「西行桜の森」で植樹会があった。町と地元の「束稲山さくらの会」が主催し、近くの長島小児童91人を含む町民ら約200人が参加。山の斜面2カ所に、1.5メートルほどの桜の苗木約30本を手際よく植えた。
 束稲山には、奥州藤原氏の初代清衡の祖父・安倍頼時が1万本の桜を植えたと伝わる。平安時代の歌人西行が、奈良県の吉野山にも劣らないと歌に詠んだ。明治以降に植樹活動が続き、カスミザクラやオオヤマザクラ、ソメイヨシノを中心に約2200本がある。
 昨年3月に国の名勝に指定され、町は2015年度から10年間で桜400本を植える計画を進めている。


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2016年05月16日月曜日


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