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がん治療の課題学ぶ 患者や家族勉強会

参加者の質問に答える守田副部長(中央)

 がん患者家族会が医師を招いてがん治療の課題などを学ぶ勉強会が15日、秋田市の交流施設「アルヴェ」で開かれ、患者と家族ら十数人が参加した。
 講師役の秋田赤十字病院の守田亮呼吸器内科副部長は「がんの克服ばかりが注目されるが、患者の多くはがんと共存している。効果のある治療でも、日常に支障を来すのなら意味がない」と、あくまで患者の生活の質の向上が大切だと訴えた。
 同病院は、外来患者の検査の待ち時間に薬剤師が患者と面談し、薬や服用後の症状など説明している。守田副部長は「限られた時間では、情報が一方通行になりやすい。患者も、医師ではなく薬剤師なら話せることもある」と述べた。
 その上で「医師だけでなく、薬剤師や看護師、さらには患者も一員と考えるのがチーム医療。秋田でも実践していく」と強調した。
 勉強会は、県がん患者団体連絡協議会きぼうの虹が主催した。昨年度に始まり、本年度は計9回の開催を計画している。


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2016年05月16日月曜日


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