宮城のニュース

<仙六野球>学院大2位浮上

仙台大―学院大 仙台大打線を完封し、ガッツポーズする学院大先発の鈴木遼(手前)

 第6節第3日は16日、仙台市の東北福祉大球場で、1勝1敗のタイで迎えた仙台大−学院大の3回戦が行われ、学院大は主戦鈴木遼が3安打完封、1−0で勝って勝ち点を4に伸ばし3位から2位に浮上した。仙台大は入れ替わり3位に後退した。
 学院大はこれで全日程を終了し、今季の2位または3位が確定。同じ勝ち点4の勝率差で現在首位の福祉大が最終節の仙台大戦で2敗し勝ち点を伸ばせなくても、勝率で上回れず、優勝の可能性はない。
 最終節第1日の21日は、同球場で福祉大−仙台大、東北工大−宮城教育大の各1回戦がある。

◎鈴木遼 3安打完封

 仙台大−学院大3回戦(学院大2勝1敗)
仙台大000000000−0
学院大00000010×−1
(勝)鈴木遼9試合5勝2敗
(敗)稲毛田4試合1勝1敗

 【評】学院大は0−0の七回2死三塁から敵失で先制し、この1点を守り切った。主戦鈴木遼は伸びのある直球で押し、3安打完封。仙台大は打線が振るわず、力投の稲毛田を援護できなかった。

<3連投も「気持ちで投げた」>
 学院大は3連投の鈴木遼が3安打完封し、仙台大に1敗してから2連勝。勝ち点を4として今季を終えた。鈴木遼は「体はぼろぼろだったけど、気持ちで投げた」と振り返った。
 四回まで再三得点圏に走者を背負ったが、三塁手馬目がライナーで飛び出した三走をアウトにするなど「守備に助けられた」と感謝する。七回は打線に先制点をもらい、九回に最後の打者を遊ゴロに仕留めると、ガッツポーズで喜んだ。菅井監督は「福祉大戦も仙台大(1回)戦も良い投球をしたのに勝たせられなかった。疲れがある中、しっかり放ってくれた」とエースをねぎらい、「(仙台大に)負け続けず、勝ち点を取れたことは大きい」と収穫を口にした。

<仙台大、打線不調も投手陣に光明>
 仙台大にとっては、優勝を争う福祉大戦を前に痛いつまずきとなった。前節までリーグ1位の3割3分5厘を誇った強力打線は、学院大との3戦でタイブレークを除き無得点。森本監督は「力がないということ」と肩を落とした。
 強打者の松本は安打が第1戦でリーグ通算100安打を達成した1本だけに抑えられた。「自分の成績よりチームの勝利。泥くさく戦う」と巻き返しを誓う。
 対照的に投手陣は収穫があった。リーグ戦初先発の1年生稲毛田が4安打1失点で完投。無四球と制球がさえた。自らの失策で決勝点を奪われたのが悔やまれるが、「自信になる投球ができた。投手陣が頑張り勝っていきたい」と次を見据えた。


2016年05月17日火曜日


先頭に戻る