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コシアブラ全県検査 山形・来年から

 山形県は16日、来年から、全市町村でコシアブラの放射性物質検査をすることを発表した。今月上旬に尾花沢産から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたのを受けた措置。今シーズンの出荷はピークを過ぎたため、来年から実施する。
 林業振興課によると、検査実施は来年4月中旬ごろ。全市町村で自生するコシアブラを採取し、放射性物質を検査する。これまで実施してきた厚生労働省のガイドラインに沿った抽出検査では、全ての産地が調査対象になるとは限らなかった。
 県によると、みちのく村山農協が出荷し、山梨県富士河口湖町の販売店に今月9日に並んだコシアブラから、基準値を超える放射性セシウム170ベクレルが計測された。これを受け、同農協は4月20日以降に出荷した約400キロを自主回収する一方、今シーズンの出荷を自粛した。
 山形県内では、基準値を超える放射性セシウムが検出された最上産のコシアブラの出荷自粛も2015年5月から続いている。県内のコシアブラの出荷量は年間約1.4トン。


2016年05月17日火曜日


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