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<川俣町長>公務に復帰 避難解除言及せず

公務に復帰し、職員に訓示する古川町長

 福島県川俣町の古川道郎町長(71)が16日、病気による入院と自宅療養を終えて5カ月ぶりに公務に復帰した。東京電力福島第1原発事故に伴う同町山木屋地区の避難指示解除について「これから進め方を考えていきたい」と述べ、具体的な解除時期には言及しなかった。
 解除に向けた住民懇談会などに関しては「議会とも詰めたい」と語った。19日に予定される町議会全員協議会で、今後の方向性を示すとみられる。
 町中央公民館で職員ら100人余りを前に訓示した古川町長は「心配と迷惑をお掛けした。災害公営住宅の完成や診療所の再開など、避難指示解除に向けて生活再建への取り組みを推進する」などと述べた。
 住民懇談会の開催方法については訓示後、「この体で全ての行政区を回るのは難しいかもしれない。ある程度まとまった形で行いたい」と語った。
 古川町長は昨年12月上旬、軽い脳梗塞で倒れて入院し、今月8日に退院した。左半身に影響が残り、通院によるリハビリを続けるという。山木屋地区の避難指示解除時期は入院前、今年3月ごろに表明すると説明していた。


2016年05月17日火曜日


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