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東北景気判断据え置き 生産「弱含み」維持

 日銀仙台支店は16日、東北の5月上旬の金融経済概況をまとめた。東北の景気について「生産面で弱含んだ状態が続く中、緩やかな回復を続けている」とし、基調判断を3カ月連続で据え置いた。
 各項目の表現も全て維持し、生産は「弱含んだ状態が続いている」のままとした。自動車など輸送機械は部品工場での爆発事故や熊本地震の影響が見られたが、「全体的には横ばい」と判断した。
 汎用(はんよう)・生産用・業務用機械、電子部品・デバイスは「弱含んだ状態が続いている」と上方修正した。スマートフォンの不振が続く一方、後継機種の生産が始まったことを踏まえた。公共投資は「高水準で推移」、設備投資は「堅調に推移」、個人消費は「底堅く推移」、住宅投資は「高水準で推移」、雇用・所得は「改善」で、いずれも判断を維持した。
 竹沢秀樹支店長は公共投資に関し、東北の2015年度の公共工事請負金額が前年度比9.5%減だったことを指摘。「公共投資は高水準ながら、ピークを過ぎた感がある」と復興需要が収束しつつあるとの認識を示した。


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2016年05月17日火曜日


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