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<楽天>則本まさか衝撃の10失点

4回オリックス2死満塁、小谷野に走者一掃の中越え適時二塁打を許しガックリする東北楽天先発の則本(坂本秀明撮影)

 エースとは思えない、まさかの大乱調だった。連敗脱出を託された則本昂大が自己最悪の10失点を喫し、今季最短4回で降板。「今日は何も言うことがありません」。厳しい表情で語り、悔しさをかみ殺しながら球場を後にした。
 二回2死から回をまたいで9連打を浴びた。ほとんどの安打は痛烈な当たりではなく、ゴロで野手の間をしぶとく抜かれた。女房役の嶋基宏が一回の守備で負傷退場する非常事態があったとはいえ、「信じられない投球だった」と梨田昌孝監督。緩急が使えず、単調なリズムで相手打線に捉えられた。
 今季、立ち上がりに苦しんでいる。登板9試合のうち7試合で四回までに先制点を許した。この日は高めに浮く球が目立ち、二回は5番T−岡田に右翼席へ先制ソロを運ばれた。6点を取られた後の四回も続投したが、3短長打に四球が絡んでさらに4失点と修正できなかった。
 チームは東北での主催試合に2013年8月以来11連敗。前日の秋田に続いて、年に1度開催の岩手のファンにも勝利を届けられなかった。頼みのエースで白星をつかめず、4連敗で最下位転落。泥沼から抜け出す光明が見いだせない状況が続いている。(佐々木智也)


2016年05月19日木曜日


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