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<盛岡殺人放火>庭に他殺体 室内に1遺体

全焼した住宅と車の消火作業に当たる消防隊員=18日午前5時30分ごろ、盛岡市西松園
吉田さん方の前で全焼した車のトランクには大量のガスボンベが入っていた(大村尚視さん提供)

 18日午前3時半ごろ、盛岡市西松園3丁目、無職吉田光男さん(65)方から「火を付けられた」と110番があった。庭で吉田さんが頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された。住宅1階の焼け跡から男性とみられる別の遺体も発見された。
 吉田さんの頭や顔には複数の殴られたような痕があり、岩手県警は殺人と放火の疑いで捜査を開始。もう一方の遺体は、吉田さん方に火を付けるなどした容疑者の可能性があるとみて身元の確認を急いでいる。
 現場は市中心部から北に約7キロの住宅街。市内の住宅地では、同時間帯に住宅や車が燃える火災が3件あった。南西に約6キロ離れた同市大新町では住宅4棟が全半焼し、火元とみられる家の男性(60)が吉田さんの弟との情報がある。男性とは連絡が取れていない。
 県警によると、吉田さんは妻と2人暮らし。妻は外に逃げて無事で「夫が誰かともめているのを見た」と話しているという。近隣住民からは、吉田さんともめていた男性が燃えている家の中に入って行ったとの目撃情報もあり、1階の遺体はこの男性とみられる。
 住民の話では、火災発生時、連続する爆発音があった。吉田さん方周辺にはカセットこんろ用のガスボンベ約20本が散乱。住宅前で全焼した乗用車のトランクにもガスボンベが積まれていた。4件の火災現場全てでガスボンベが見つかっており、県警は同一犯の可能性が高いとみている。


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2016年05月19日木曜日


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