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<いわき遺体>頭部が激しく損傷 集団暴行か

男性の遺体が発見された現場を確認する捜査関係者=17日午後、いわき市久之浜町

 福島県いわき市久之浜町の建設会社敷地に男性の遺体が埋められていた事件で、遺体の頭部が激しく損傷していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。体には多数の打撲傷があった。いわき中央署捜査本部は、死体遺棄容疑で逮捕した男らが暴行を加え、男性を殺害した可能性があるとみて、殺人容疑での立件を視野に入れ捜査している。
 逮捕されたのは、遺体が見つかった武蔵建設の社長日向寺(ひゅうがじ)大蔵容疑者(35)ら、いずれも同社に関係する市内の男6人。遺体は同社従業員で、昨年秋から行方不明になっている北関東出身の40代男性とみられる。
 司法解剖の結果、死因は頭蓋内損傷の疑いで、頭部内部に大量の出血があった。捜査本部は頭に外部から強い衝撃が加えられ、致命傷になったとみている。打撲などの傷は顔や体の広範囲にあり、集団暴行を受けた可能性もある。行方不明の男性は、逮捕された男らと金銭などのトラブルを抱えていた。
 6人の逮捕容疑は、共謀して昨年9月ごろ、遺体を武蔵建設敷地内に遺棄した疑い。捜査関係者によると、日向寺容疑者は容疑を否認。6人の供述は一致しない点があり、捜査本部は役割分担などの解明を急ぐ。
 捜査本部は18日、6人を送検した。


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2016年05月19日木曜日


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