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<教科書閲覧>謝礼受領8人 仙台市追加調査

 教科書会社が検定中の教科書を教員らに見せて謝礼を支払っていた問題で、仙台市教委が謝礼を受領した教員8人に対する追加調査を始めたことが19日、分かった。6月上旬にも調査結果をまとめる。
 調査対象は、検定中の申請本や現行本を閲覧し金銭を受け取った21人のうち、教科書採択に必要な資料作成や調査研究をする委員を務めた教員8人。今月10日に調査を始めた。
 8人と同時期に委員だった教員らからも聞き取りを実施し、8人を含む他の委員から特定の教科書を強く薦める働き掛けがなかったかなどを調べている。
 また、市立小中学校と中等教育学校の全教員に対して、検定や採択の期間中に教科書会社から働き掛けがなかったかも調べる。調査を通じて全教員に服務規律の徹底をあらためて促す。
 4月の市議会市民教育委員会で、市教委が3月に公表した最初の調査結果を報告した際、委員から検証不足を指摘されていた。
 市教委は3月、教科書採択制度への信頼を揺るがしかねないとして、追加調査対象の8人を含め光村図書や東京書籍から謝礼を受け取った小中学校の教員18人を訓告などの処分にした。


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2016年05月20日金曜日


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