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<避難解除>川俣町長 山木屋地区8月目標

 福島県川俣町は19日、東京電力福島第1原発事故に伴う山木屋地区の避難指示について、8月末の解除を目指す方針を明らかにした。町議会全員協議会で説明した。最終的な解除時期は、国が地元の意向などを踏まえて決める。
 町は6月中旬〜7月中旬に住民懇談会を開くとともに国と協議を進めたい考え。古川道郎町長は協議会後、「住民から意見をもらい(解除に向けて議論を)深めていきたい」と話した。
 協議会は非公開で行われ、町は(1)放射線量が低下した(2)生活インフラの復旧が進んだ(3)多くの住民が早期帰還を望んでいる−ことなどを強調。地域ごとの懇談会の日程を踏まえ、解除目標を設定したと説明した。
 町議からは「住民との話し合いの中で時期を決めるべきではないか」といった意見が出た。具体的な時期が明示されたことに「目標を定めることは大切だ」との声も上がった。
 山木屋地区の避難指示解除時期を巡っては、古川町長が当初、今年3月末を目標に掲げたものの、古川町長が昨年12月、軽い脳梗塞で入院。住民懇談会を開けず、予定がずれ込んでいた。古川町長は16日、5カ月ぶりに公務に復帰した。


2016年05月20日金曜日


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