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「おのくんを探せ!」東京のイベントにぎわう

「おのくんを探せ」を考案した分部さん(右)とビセンテさん=東京都江東区の深川資料館通り商店街

 東京都江東区の深川資料館通り商店街で今月、東日本大震災で被災した東松島市の女性グループによる手作り人形「おのくん」を活用したイベントが開催され、人気を集めた。商店街の各所に飾られた人形を探し出すゲームで、その名も「おのくんを探せ」。多くの買い物客らがチャレンジし、被災地への関心を高めた。
 イベントは3日に始まった。約70個のおのくんの写真が印刷された用紙を手に商店街を回り、同じおのくんを店内に見つけるごとにその店名を用紙に書き込む。20個以上探して商店街協同組合に用紙を届ければ、おのくんを1個もらえる。
 組合は当初、50人分のプレゼントを用意したが、参加者が予想を大きく超え、追加購入して130人分に拡大。それでも18日で全て贈呈された。
 用紙には東松島市の小野駅前仮設住宅の女性らが製作している経緯も記され、参加者が被災地に思いを寄せる機会にもなった。
 開催のきっかけは、商店街の近くに住むスペイン人のルナ・ビセンテさんが被災地の支援活動を通じて「おのくん」のファンとなり、組合の分部(わけべ)登志弘理事長に紹介したことだった。
 東松島市の製作現場にも足を運んだ分部さんは「デザインが一つずつ違って魅力的。商店街がにぎわい、被災地の方々と交流できたのが大きな成果」と話す。今後は、交流がある渋谷区の商店街でおのくんのイベントが開催できないか検討する予定だ。


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2016年05月20日金曜日


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