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<ベガルタ>梁勇基「頭使い戦う」

湘南戦に向けて闘志を高める梁勇基

 J1通算200試合出場が懸かる梁勇基の表情に、祝賀ムードは全くない。「200試合だからではなく、チームがこういう状況だからこそ勝ちたい」。負ければ再びJ2降格圏に入りかねない重要な戦いを前に、闘志をみなぎらせる。
 0−1で敗れた前節大宮戦を「相手の動きが速く、(ボール保持者への)サポートが遅れてしまった」と振り返る。19日の紅白戦では反省を生かし、精力的に動き回り好機をつくった。
 湘南は大宮と同様、積極的な攻撃が持ち味だ。「相手はハードワークをするし、J1の中でも走れるチームだと思う。重圧を掛けてきた際に相手の背後を突くなど、頭を使って戦いたい」とイメージを膨らませる。
 右膝外側靱帯(じんたい)損傷後、4日の川崎戦で先発復帰。以降、チームは攻守のリズムを取り戻した。渡辺監督は「(梁勇基が出場すると)選手は『落ち着く』と言う。非常に大きな役割を担っている」と存在の大きさを再確認する。
 生え抜き選手のJ1200試合出場は、クラブ史上初の快挙。だが、あくまで通過点にすぎない。本人は「一つ一つの積み重ねでここまでこれた。今後も頑張りたい」と鋭い視線を前に向けた。(狭間優作)


2016年05月21日土曜日


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