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<春季高校野球>仙台三、サヨナラ

仙台三−古川工 延長10回裏仙台三1死二塁、佐々木が中越えにサヨナラ打を放つ

 第63回春季東北地区高校野球県大会は20日開幕し、石巻市民、仙台市民の両球場で1回戦計6試合が行われ、仙台三、白石、仙台城南などが2回戦に進んだ。
 仙台三は3度追い付く粘りを見せ、古川工に4−3で延長十回サヨナラ勝ちした。白石は三回に一挙5点を挙げ、仙台西を9−2の七回コールドで破った。仙台城南は序盤から着実に加点し、登米に6−0で快勝した。
 大会第2日の21日は、仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城(コボスタ宮城)と石巻市民球場で1回戦6試合が行われる。

 ▽1回戦(石巻市民)
古川工010001010
仙台三000101010
   0=3
   1x=4
(延長十回)

<佐々木熱投、自ら決める>
 仙台三は主戦佐々木の投打にわたる活躍で競り勝った。10回を一人で投げ抜き、自らサヨナラ打。昨秋の県大会準々決勝で敗れた相手を破り、「チーム全員の気持ちが一つになった結果」と喜んだ。
 3−3で迎えた延長十回、1死二塁で真ん中高めの直球を捉えると、打球は中堅手を越えた。「負けたくないという思いが打球に乗り移った」と振り返る。
 マウンドでは157球を熱投し3失点。「後半は疲れたが、野手に励まされたおかげで粘れた」と仲間に感謝する。目標の東北大会出場へ向け「今日のような勝利を積み重ねていきたい」と次戦を見据えた。

◎白石猛攻 9得点

 ▽1回戦(仙台市民)
仙台西0000020=2
白 石0050202x=9
(七回コールドゲーム)

<「出来過ぎ」、仙台西に雪辱>
 白石打線が11安打で9点を奪い、南部地区予選準決勝で敗れた仙台西に猛打で雪辱を果たした。会心の内容に小野寺監督も「出来過ぎと言うか、初めて見た点差」と驚くほどだ。
 中でも斎藤は3安打3打点の活躍。三回の2点適時打は左前に引っ張り、五回は右中間に適時三塁打と巧みに打ち分けた。前回の対戦でバント安打1本に抑えられた悔しさから「絶対負けられない」と燃え、試合前に小野寺監督に話した「(安打を)3本打つ」という約束を見事に果たした。
 ムードメーカーの3年生は「次もバットでチームを盛り上げる」と意気盛んだ。

◎聖和学園、7点大勝

 ▽1回戦(仙台市民)
聖和学園
   003200002=7
   000000000=0
柴田農林

<聖和学園・渡辺選手(先制適時打と3盗塁の活躍)>
 「先制点でチームを勢いづけられて良かった。中学時代に通信陸上県大会の400メートルで優勝し、足には自信がある。相手の投球時間を見ていけると思った」

◎仙台城南、着々加点

 ▽1回戦(仙台市民)
登  米
   000000000=0
   10100400×=6
仙台城南

<登米・西條投手(先発し、5回1/3で6失点)>
 「実力が足りなかった。直球に威力がなく、変化球は高めに浮いてしまった。走者を出してから守備の連係にミスが出たので、夏までに修正したい」

◎東北学院逃げ切る

 ▽1回戦(石巻市民)
東北学院
   100500100=7
   001020001=4
角  田

<角田・我妻主将(追い上げも届かず3点差の敗戦)>
 「守備のミスがあり、攻撃も満塁の好機で1点や2点で終わってしまった。(夏に向けて)初球の甘い球を捉えられるようにしたい」

◎学院榴ヶ岡、コールド勝ち

 ▽1回戦(石巻市民)
東北学院榴ケ岡
   2030400=9
   0100100=2
佐沼
(七回コールドゲーム)

<東北学院榴ケ岡・藤井選手(三回1死一、三塁で3点本塁打)>
 「前打席は力が入り過ぎ三振したので、何も考えずに内角寄りの変化球を振り抜いた。打撃でチームを引っ張りたい」


2016年05月21日土曜日


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