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<内陸避難>住まい選び支援 盛岡にセンター

センター内では沿岸市町村の広報誌や復興関連のチラシを閲覧できる

 岩手県は20日、県沿岸部で東日本大震災に遭い、内陸部に避難した被災者の生活再建を後押しする「いわて内陸避難者支援センター」を盛岡市材木町に開設した。住まいの見通しが立たない避難世帯の相談に乗る。県は内陸災害公営住宅を整備する方針で、居住ニーズの把握にもつなげる。
 被災者支援などに取り組むNPO法人「インクルいわて」(盛岡市)が県から受託して運営する。運営費は単年度更新の国の被災者支援総合交付金で賄う。設置期間は未定。
 スタッフは、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持つ8人。主に電話と戸別訪問で避難者の相談に乗る。自宅再建に向けた民間や行政の支援制度につないだり、状況に応じて物件探しを手伝ったりする。
 県内の内陸避難者は4月末現在、3217人。うち1409人が住むみなし仮設住宅の提供は、沿岸の災害公営住宅の整備完了に伴い終わる見通しで、住居の確保が課題になっている。
 開所式で山屋理恵センター長は「住まいの選択は個人の生き方に関わる難しい問題。被災者と一緒に悩み考え、寄り添った支援をしていく」と抱負を語った。
 日曜祝日定休。午前9時〜午後5時。連絡先はセンター019(601)7640。


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2016年05月21日土曜日


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