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<日本海水>いわき・小名浜の製塩再開を断念

 食用塩製造大手の日本海水(東京)は20日までに、いわき市の小名浜工場での製塩事業を廃止した。東京電力福島第1原発事故後、放射性物質の影響を考慮し製造を停止していた。同社は「原発事故収束のめどが立たないため、再開を断念した」と説明している。
 小名浜工場は1954年に操業を開始し、水酸化マグネシウムなどの環境製品も生産する。日本海水最大の製塩工場で、原発事故前は年約22万トンを生産。国内で唯一、東日本にある製塩工場だった。既に赤穂(兵庫県)讃岐(香川県)の両工場で設備を増強し、生産体制は維持している。
 日本海水は今後、製塩設備を撤去。跡地には親会社のエア・ウォーター(大阪市)が、木質バイオマス発電所を建設する。


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2016年05月21日土曜日


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