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<くまモン>熊本城再建へ震災被災の城視察

小峰城跡の修復について鈴木市長の説明を聞くくまモン

 熊本地震で石垣などが崩落した熊本城の再建に向け、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が20日、東日本大震災で被災した白河市の小峰城跡(国指定史跡)を訪れた。鈴木和夫市長が修復状況を説明し、「熊本城は復興のシンボルになる。蓄えた経験と知恵を伝えたい」と励ました。

 くまモンは、小峰城跡最大の崩落箇所だった本丸南面(幅45メートル、高さ10メートル)の石垣を見学。鈴木市長が「白河の経験が熊本城の修復に必ず貢献できる。力を合わせましょう」と手を取って励ますと、くまモンは感謝と頑張る気持ちを「エイ、エイ、モーン」と体いっぱいで表現した。
 小峰城跡は震災で石垣10カ所(7000個)が崩れ、6カ所で石の隙間が広がるなどの被害が出た。修復には伝統工法を採用。本丸南面の積み直しを終え、昨年4月に三重櫓(やぐら)までの見学が可能になった。2018年度末までの完工を目指す。
 熊本城の石垣崩落は数十カ所に上り、国の重要文化財の櫓が載っている石垣ごと崩れるなど被害は深刻だ。余震と雨による石垣倒壊が続き、全体の被害調査も進められない状況という。
 4月17日には熊本市の担当者が電話で白河市にアドバイスを求め、鈴木功都市政策室長が「崩れた石を動かさずに現場保存しておくことが、修復と崩落の検証に役立つ」などと助言。白河市は今後、求めに応じて石垣積み直しのノウハウなどを提供する。


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2016年05月21日土曜日


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