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<参院選宮城>与野党、高まる対決ムード

会合終了後、支持者と握手を交わす熊谷氏(左)=21日、大和町
市民団体のメンバーと意見交換する桜井氏(左)=21日、仙台市青葉区

 6月22日の公示が濃厚な参院選まで1カ月。改選数が2から1に減る宮城選挙区は両現職の対決ムードが日増しに高まる。21日、再選を目指す自民党の熊谷大氏(41)は党支部会合で結束を呼び掛け、4選を狙う民進党の桜井充氏(60)は主宰する勉強会で政策を訴えた。

<党結束呼び掛け>
 熊谷氏は大和町まほろばホールであった宮城4区の国政報告会に出席。首長や県議、党員約120人を前に「自民党政治は安定感を増している。政治が間違った方向に進まないよう力を貸してほしい」と訴えた。
 出席者は桜井陣営への批判を強めた。党県連の伊藤信太郎会長は「選挙のために野合した候補者には、日本の未来を託せない」と断言。連立を組む公明党県本部の庄子賢一代表も「自衛隊の解散を訴える政党が力を貸す相手には負けられない」と力を込めた。
 仙台市青葉区の党県連事務所であった選対会議には党本部から茂木敏充選対委員長が駆け付け、「現職同士がぶつかり、どちらかがバッジを外す宮城は最重点区だ」と奮起を促した。

<市民と連携示す>
 桜井氏は、自らが代表を務める政策勉強会を青葉区のエル・パーク仙台で開催した。節目の150回目のゲストとして、安全保障関連法に反対する「SEALDs(シールズ)」「安保関連法に反対するママの会」のメンバーら4人を招き、パネル討論に臨んだ。
 ママの会の発起人の西郷南海子さん(28)は「娘から『戦争が始まるのか』と尋ねられた。強行採決した安倍政権は許せない」と強調。SEALDsの千葉泰真さん(24)は「安保関連法を巡り市民の政治意識は高まった。安保反対を訴え続けていく」と語った。
 相次ぐ与党批判に、桜井氏は「政策は一部の官僚や政治家が作るものではない。市民が動けば政治は変わる」と連携姿勢を見せた。
 宮城選挙区には幸福実現党の油井哲史氏(36)も立候補を表明している。


2016年05月22日日曜日


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