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市議会の傍聴 住所・名前記入「合理性ない」

 仙台市議会が議会を傍聴する人に義務付けている住所・名前の記入には合理性がないとして、市民団体「議会ウオッチャー・仙台」の小野寺信一弁護士が、岡部恒司議長に質問状を送った。7月末までに納得できる回答を求めている。
 市議会の傍聴規則は「傍聴券に住所および氏名を記入しなければならない」と定めている。団体傍聴の場合は、団体名・人員・引率者名の記入を義務付けている。
 質問状は「裁判所が傍聴券を発行する場合でも住所・名前の記入は不要」「図書館など公の施設へ入るのに住所・名前の記入を求めることはない」と例示。議会だけが義務付けている理由の説明を求めた。
 この傍聴規則に従えば、住所・名前の記載の有無にかかわらず会議を妨害する人は傍聴できない。一方で、仮に偽住所・偽名であっても記入さえすれば誰でも傍聴できる。小野寺弁護士は「住所・名前を記入した傍聴券の活用法も不明。無意味な条文は速やかに削除すべきだ」と語る。市議会事務局は「過去の議論があって現行規則になった。議会で対応を協議して回答したい」と話している。


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2016年05月22日日曜日


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