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<仙台L>有町技あり決勝ゴール

 仙台Lの決勝点は有町の技ありゴールだった。1−1の後半26分、ゴール正面で中野のパスを受け、前を向いた場面。右側を井上が追い抜き、つられたDFの間に出来たシュートコースを逃さなかった。「GKも少しずれた。タイミングをずらせば」。右足で狙い澄まして、ゴール左隅に決めた。
 大きな1点だった。前半はチームで11本のシュートを打ちながら無得点。後半8分に川村が先制したものの、直後に宮間に直接FKを決められる嫌な流れを引き戻した。
 女子日本代表の高倉新監督(福島市出身)が視察に訪れた試合。20日に発表された米国遠征メンバーには選ばれなかったが、有町もなでしこ入りを伺うFWの1人。勝負強さは大きなアピールになったはずだ。
 チーム全体を見ても、宮間が「仙台Lには形がある。(有町ら)2トップの連係がよく、川村、中野の展開力も素晴らしい」とたたえるほどの快勝だった。
 それでも、有町は「前半のチャンスを決め切れなかったのが課題。上位相手に悔しい思いをしたくない」。リーグ戦は後半戦が始まったばかり。悲願の初優勝に向け、気を引き締めた。(野仲敏勝)

<川村が先制ゴール>

 仙台Lが3得点で快勝。序盤から小野、中野の両サイド攻撃を中心に猛攻を仕掛けた。0−0の後半8分、右CKを川村が押し込んで先制し、11分に宮間の直接FKで同点とされたが、26分に有町の右足シュートで勝ち越した。42分は安本が左足で追加点を決めた。

<安本、福島で初ゴール>

 途中出場した仙台Lの安本が勝利を決定づける3点目を挙げた。後半42分、井上のスルーパスに抜け出し、GKと1対1からゴール右上に左足で決めると、チームメートと抱き合って喜んだ。
 福島を本拠地とした東京電力マリーゼの元選手。2012年に仙台Lに移った後、福島県内の試合で初ゴールとなった。「マリーゼ時代から福島にはお世話になった。年に1度、福島で試合をできるのはとてもうれしいし、私たちのサッカーを見てもらい、福島の人に元気や勇気を与えられたらいい」と語った。

<自分たちのペース>
 仙台L・千葉泰伸監督の話 終始、自分たちのペースで試合ができた。前半のチャンスを決め切れないのは課題だが、トータルで良い内容。次の千葉戦でリーグ戦は(9月まで)中断する。3連勝で終え、カップ戦に勢いをつけたい。


2016年05月22日日曜日


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