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<盛岡放火殺人>周到な計画的犯行か

 盛岡市西松園の住宅が全焼し、この家に住む無職吉田光男さん(65)が殺害され、弟の幸男さん(60)が焼死した事件で、現場には数十本のカセットこんろ用ガスボンベと共に複数の石油携行缶が残っていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。殺害現場とみられる庭などから見つかったおのは幸男さんが持ち込んだ疑いがあり、岩手県警は周到に準備をした計画的な犯行との見方を強めている。
 県警によると、光男さん宅周辺には大量のガスボンベが散乱していた。現場で全焼した白い車のトランクにはガスボンベのほか、石油携行缶も入っていた。火災発生直後、ペットボトルに入った液体を火に向けてまく男がいたとの目撃情報がある。
 同じ時間帯に発生した同市大新町の火災では幸男さん宅が全焼。消防関係者によると、幸男さん宅から200本以上のガスボンベを発見。同市北松園で住宅や車が燃えた現場からも、多くのガスボンベと石油携行缶が見つかった。
 県警は燃えた車は幸男さんが使用していた車と同一と見立てており、事前にガスボンベや油を準備して光男さん宅などに赴いたとみて調べている。


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2016年05月22日日曜日


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