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鉱山文化ネットで公開 秋田大

江戸時代の阿仁鉱山を描いたケース内の絵巻と、モニター画面に映し出されたデジタル画像

 秋田大は、江戸時代を中心に盛えた秋田の鉱山文化に触れてもらおうと、所蔵する絵図や絵巻をデジタル化しインターネット上で公開する取り組みを始めた。同大鉱業博物館(秋田市手形)では公開記念の企画展「デジタル画像による鉱山再発見」を開催中だ。
 デジタル化は同大付属図書館が企画。小さい絵柄などを拡大して見たり、くずし字を活字に変換したりすることで、鉱山文化を再発見し新たな研究につなげる狙いがある。
 絵図や絵巻の多くは江戸時代に描かれた。企画展では旧佐竹藩が管轄した太良(だいら)鉱山(現藤里町)や阿仁鉱山(北秋田市)などを描いた23点が展示されている。
 長さ8メートルもある阿仁鉱山の絵巻には、鉱物を砕いて金箔(きんぱく)と岩に選別する様子などが描かれている。絵巻のそばではデジタル化した映像が上映され、実物と比較しながら鑑賞できる。
 同館館長の今井忠男教授(50)は「秋田の歴史を語る上で欠かせない鉱山の文化を、デジタル化することで多くの人に知ってもらいたい」と話す。
 企画展は6月20日まで。入場料は大人100円、高校生以下無料。連絡先は同博物館018(889)2461。絵巻などは同大付属図書館のホームページでも見ることができる。


関連ページ: 秋田 文化・暮らし

2016年05月22日日曜日


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